きれいなお姉さんを目指すブログ

①背筋を伸ばす②前を向く③まっすぐ歩く

読書

話が長い。

 

 


太陽のパスタ、豆のスープを読んだ。とても、何というか、刺さった。投げ出すかと思った。この場合投げ出すは逃げ出すの意味。逃げ出したい、思い出すのは楽だけど、思い出したくないというほどもう繊細?傷心?じゃないけれど何だろうこれは、なんだろうという気持ち。わかっていたことだけど。
そう、この間結婚が破談になったんですよ。そこまで言った人はそんなにいないけど、でも言った。付き合ってた人と別れた、うまくいかなかった、結婚の話をしたら逃げられた、等々、いろいろ言ったけど大体あっててでもあんまり合ってない。いろいろある、というほど複雑でもないドラマチックでもない。でもいろいろあったんだ、考えたんだ、それで乗り越えて、嘘ついてどうにかごまかして生活できるようになって今、今の私がある。考えてしまったし思い出してしまった。悲しさむなしさの後に怒り、私の場合次に躁が来て今無気力のターン。元気です、超元気、ブログを書きながら毎日同じことを考えていただけだったのかも。
本は、ところで私がしてきたことを肯定するような、よくわからないところはわからない、うまくいったところそういうものだと飲み込んだところはそのままに、つまりそのまま取り出して書き出してみたいな感じだった。主人公が最初にきれいになる、から初めてモスバーガーで吹き出しそうになった。実際笑った、みんな考えるんだな。髪を切ってエステ、コスメ、旅行に行きたい。そうそうでも玉の輿はどうでもよかった。どうでもよかった?逆じゃない、やりたいことがわからなかったから「しなきゃいけないこと」がすぐに見つかったからそれに飛びついたんじゃないの。婚活、パーティー、アプリ、初対面デートしかり飛びついて必死にしがみついてなきゃ死にそうだった。実際死ぬことも二分おきくらいで考えてた。そのうちに2時間になって二日になったけど。そんなことはどうでもよかったんだけど。躁が通り過ぎ、というよりPMSと残業と人に会い疲れ?たのと、いろいろあって落ち着いた。落ち着いて見回してみれば、やっぱり、本の主人公と同じようにやりたいこと、自分の指針を探していた、そうだった気がする。
やりたいことを、探すのは難しい。自分自信を見つめたら当然「しなきゃいけないこと」はしたくない、とでかでかと書いてあるのはすぐわかるけど、やめること眠ることひたすらじっとして一人でぼんやりすること、を除けば明確にこれがしたい、ということはとても難しい。失意のうちにあるときは、これは本当なのかもしれない。義務や社会的正義の話をしたけどあれは嘘だったのか。何もないことが怖くて縋りついていただけなのか。考えてみれば合点が合う、でもあの時はああするしかなかったんだよ。それで、自分を見つめる。性格、好み、得意な色。どんな人が好きか、どんなことが大事か。好きな人を探す質問じゃない、なれる人を探すために聞くんじゃない、そうだったけどそうじゃなかった。結果的にとても役に立った。
きれいになる、からどんどん増える。主人公は考える。友人に、なれそうな人を誘ってみる。誘われたら行ってみる。やってみた、パーティーだけじゃなかった。料理教室じゃないけど行ってみた、試してみた。正解もあれば大外れもあった。確かにやった、私は自分がやりたいことしていること、というより追っていることを意識するまでもなく「やれること」にどうやらシフトしていたらしい。手帳は私のドリフターズリスト(小説に出てくるやりたいことリストのこと)だったのか。とにかく埋めようと思ったんだ、婚活からは勝手に離れてしまったけど、でもそれは本当に(今更だけど)やりたくないことだったんだな。
本当に今更だけど感想はネタバレにしかならないし、でも多分この本はネタバレしても面白くない。でも気づいていない人には気づいてほしいし自分はちゃんと追ってきたんだなって思ってるし、何より季節が初夏から秋へ、通り過ぎるだけの時間は必要=当然だって言ってくれたから私にはめちゃくちゃ、現時点でも救いだった。ありがとう、とても感謝。自分にとって手に入れるには遠いものも本当に意味がないのに手放せない願いもたくさんある、でもそういうものをチャンス、希望、直観として傍らに置いておくこと、パワーを信じること、自分を乗せられるのは自分だけだということを考えられることはとても必要なことなんだろう。答えは出ない、できないことは降り積もる、生きていくのはしんどいし、生きがいは突然疲れにまみれてよくわからないものになってしまう。それでも周りに人がいて自分を愛したり評価してくれる人がいて、多分ゼロだと思っていることは間違いで、そして自分には自分の結果、成果、もちろん自分自身はかわいいはずで、それをわかっているかいないかで、きっと違うんじゃないだろうか。

自信があるからそこにいられる、という言葉がなぜか響いた。自信はあるんだろう、私には多分、ある程度自負というものがあるんだと思う。人並みの仕事をしていると言えるかどうかはともかく「普通に」働いているし、相応な評価ももらってる。自分が思う身の丈の中に今もいる。自信がなければ、全くもってこれっぽっちもなければ、関わることも耐えていることもできないにちがいない。そこにいる、そのままでいる、そこにあるということが一つ、ベースのベース、証明になる。そこから少しずつ積み上げていく。
それから、私は付き合っていた人を失って(失恋は一回目なのにこれだけ大騒ぎできるの大いに笑ってほしい、私も笑う)得たものの方が多いくらいだと思った。主人公が感謝をしていて、でも苦しい時に傷が痛む、思い出が日常の中に思いがけずに飛んできてひっかかるのを感じる。でも感謝してる、本当に。後輩の女の子を飲みに誘わなかっただろうし、こんなにも結婚に夢を見てたことも知らなかった、知らない人の集まりの輪に飛び込むこともなかったし、それで得られるものがないことを、そんなことは望んでいなかったことにも気づかなかっただろう。ありがとう。地元に行く飛行機をキャンセルしたのは私だけど、でもそれはちゃんと対話できない私たちがまだそこに行くには遠すぎることを私が思っていたからだった。怒りのあまりに別れると言って喚いた時もそうしなければ伝えることが怖くて、本当に動けなかったから。でももうわかってる、言わないと伝わらないしいったところで伝わらなかった。自分の都合で人の気持ちを、でもそれは私も同じことだった。片親も親の借金も血筋も病気も性的嗜好も全部開示することは私の中で正解だったし、それは今もそう思ってる。誠実であること、誠実でいたい、それは絶対に変わらない私の、本当の願い、確実に。
そう、願っていることは山ほどあるんだ。やりたいこと、したいこと、私はドリフターズリストいくらでも書けるよ、って思ったけど実際紙とシャーペンを置いて手に取ってみたら三行しか書けなくて、でもあるじゃん、って思った。あった。きれいになる、きれいなお姉さんになる。きれいということは恥じるところがないということ、優美で繊細、美しいということ。きれいな体、きれいな心、感情に濁りがない、醜いところがない、誠実だということ。そういう大人の女性になる、という目標。子供のころはとても大人になりたかったけど、そして女性にはなりたくなかったけど、多分あて付け、でも半分以上は理想、夢、子供じみた夢だけどだからこそなおさらに本当にいい夢だと思う。
それから、眠りたい。とても疲れてる。とてもしんどいと思ってる。休みを取りたい、一人で、自分のために。予定に合わせてでもなく、予定を入れるでもなく。しっかりじっくり、自分の休息をちゃんと方法を正してやりたい。旅行でも温泉でもマッサージでもないんだ、一日中寝るのは近いかもしれない。一日中好きな本を読む、これは案外難しいかな。すぐに投げ出しちゃうけど今ならできるかも、本の一冊この本もそうだけど二時間くらい平気で頭を突っ込める。世の中の人は皆やっているだろうけど。
最後、自分の本当にやりたいことがやりたい。まだやると書けない、今もなおやっているのに。私が人と違うところ、と書くと大げさだけど自分が得意でもしかしたら人と違うのかもと思っているのは息をするように何か書けること、口に出してしゃべることとはまた違ってひたすら文章を並べ続ける、この作業に苦がないこと。とても好き。好きだからエッセイでも日記でもクソどうでもいいつぶやきでも何でもいいから書いていたい、評価は要らない。これは掛け値なしに本当のこと、学生のころ誰にも読まれないまま何十万字も書いてた、幸せだった、勉強が嫌で浪人仕事が嫌で留年からのニートフリーター、でも私の特徴は、多分ほかの人には万人までにはないような要素を、とても好きで幸せと思うくらい感じられる際のは、本当に、本物だと思う。小説を書きたい、エッセイを残したい、読まれなくてもいい、自分の満足のいくものを。ドリフターズリスト、作家になる夢は幼稚園で捨てたけど、でも線を引いたメモってずっと残るんだろう。形を変えてまた書く、豆とエステ、物を書いていたい、よいものを読みたい。感想が書きたいから。

やりたいことをしようと思う。無理に人とつながる必要もないし転職も、女の子らしい格好も、音楽を聴いたり旅行に映画、アイドルの名前だってトレンドのゲームも往年コンテンツのエッセンスも、覚えなくていい。全部やろうと思っていたこと、やりたいと思っていたことだけど。本当にやりたいのは、本当に大事だと思っていることは。きれいって何かって、本当に曇るものがないということだと思う。私が美しいと思うもので、私を私が思う美しさで飾ればそれが正解なんだ。それは例えば仕事だとか、資格スキル知識もちろん知性、マニッシュな恰好、ちょっと変わってるけど好きな感じの服、全身で一つのアクセサリー、恐れても不安でも悲しんでいても別にいいけど、美しくない、誠実じゃなかったり幼かったりマウンティングや軽蔑や疲労にまみれているみたいな、そういうことの排除と素敵なことの蓄積でたどりつけるものだと思う。そういうのがほしい、実現したい、自分のために、それを手に入れたい。やりたいことというのは、きれいになるということは、自分から嫌悪するものを取り除いて、自分と自分の周りをきれいに、理想的にするということ。言動や態度感情心象、表現するものを表現したいものとして自分から出すこと、自分で表すこと。そうして自分についてうまくいってる、正直いけてる、これがいいんだってなったときまた次のなりたいもの=ほしい要素が出てくるんだろう。その瞬間を楽しみにしたい。とてもいい本を読んだ。思いの限り適当に書いて落ち着いた。考えなきゃいけないような恋愛も結婚も、多分するべきでない人にはするべきでないんだ。そういうこと、そういうものだと勝手に思って一人で笑ってる。